ここでは歯列矯正治療中に起こりやすいトラブルについて解説します。
歯列矯正治療は長期間かけて行う治療法です。美しい歯並びを得るために、何ヶ月物もの間装置を付け続けなければなりません。そのため、治療を始めるにあたって、本人の努力を継続する意思をしっかり確かめましょう。途中でつらくなってしまっても、高い費用を払っての治療なので後戻りはなかなかできません。装置をつけていると、特に女性の方などは見た目も気になります。結婚式など写真を撮るような行事に重ならないように、事前に計画をしっかり立てておくのも重要です。
歯列矯正治療中には、通常の生活をしている場合はあまり問題は起こらないのですが、部活動やスポーツ、音楽をしている方は注意が必要です。格闘技などやサッカー、ラグビーなど、顔をぶつける可能性のあるスポーツは危険です。装置が壊れたり、ケガをするリスクがあります。マウスピースなどで装置を守るなど注意をしなければなりません。トランペットなどの管楽器も、装置があることで上手く吹けなくなる可能性があります。部活動程度であれば、慣れでなんとかなるケースが多いようです。
歯列矯正治療中には会話がしづらいという方もいます。確かに歯の裏側にワイヤーが入っているため、気になりますし、舌の動きも幾分か制限されてしまいます。とくに、歯列矯正治療に慣れるまでの最初の1ヶ月以内にこういったことが起こりやすいです。「サ行」や「タ行」などは特に発音しづらくなります。しかし、慣れるとほとんどの人が日常生活には問題がありません。ただし、言葉や口をつかう職業の人にとっては影響があるかもしれません。担当医と十分な相談をしてください。
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